COUNTRY No.SU502
No. | SU502直営店限定 ふるさと納税返礼品対象 |
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BRAND | UNIONIMPERIAL -Country- |
SIZE | 24~27 cm/3E |
木型No. | S79-1 3E(ミレニアル・ラストⅡ)
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COLOR | BL, BR, Navy |
MATERIAL | Horween Hatch grain |
製 法 | ハンドソーン・ウェルテッド製法(九分仕立て) |
原産国 | MADE IN JAPAN |
PRICE | ¥63,800 (本体 ¥58,000、税 ¥5,800) |
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ボリューム感のあるラギッドなスタイルに盛り込まれた上質感
ボリューム感のあるシルエットながら、ドレスシューズを専業とする作り手による製作された佇まいは、ラギッドなスタイルに上質感が盛り込まれ現代的な雰囲気に仕上がっています。
甲の部分をU字にハンドステッチにより縫われたデザインは、カントリー調のデザインを引き立てています。ジャケパンからデニムまで様々なコーディネートに合わせやすいオーソドックスなドレスカジュアルなスタイルです。
レザーは、アメリカ・シカゴの老舗タンナー、Horween (ホーウィン)社のHatch grain (ハッチグレイン)。いわゆる “ロシアンカーフ (*)” を現代の技術で再現したレザーです。肉厚で丈夫なレザーですが、色合いや艶加減、控えめな菱形のシボの型押しがモダンで上品な印象を与えています。
* ロシアンカーフ
1786年ロシアのサンクトペテルブルクからイタリアのジェノヴァへ向かう航海の途中にイングランドの南岸沖で沈没した船の積荷のなかから約200年ぶりに引き上げられたトナカイの革が”ロシアンカーフ”として珍重され、多くのビスポークメーカーに用いられています。
HAND SEWN WELTED CONSTRUCTION
ハンドソーン・ウェルテッド製法(九分仕立て)
昔ながらの手作業によりウェルト(押縁)を縫い付けます。 ウェルテッド製法の原形で、19世紀後半にグッドイヤーウェルテッド製法のミシンが開発されて大量生産できるようになる前は、職人が一針一針縫っていました。
履き心地の良さなどから、近年その価値が見直されるようになりましたが、完成するまでに非常に時間がかかり、必要とされる技術の高さなどからその貴重さは益々高まっています。
※ グットイヤーウエルト製法は機械で縫い付けて、大量生産するために後に考え出された方法です。 つまり、グットイヤー製法の原型かつ理想的な製法が、ハンドソーン・ウェルテッド製法ということができます。

LAST
足なりの木型設計 後方屈曲木型
【足なりの木型設計】
立体的に設計されているため、アッパーの革を木型に沿わせるのが非常に難しい。なじみのよい上質な天然皮革と手作りの製法によってしかなしえない木型設計。 最新のテクノロジーを駆使したスポーツシューズとは違った履きやすさが伝統の靴作りのなかにあります。
従来の木型
踵、甲とのラインが同一の直線上に設計されているため、足が外側に向く。足の外側(特に小指)周辺が当たる。
後方屈曲木型
踵から甲への直線と甲から爪先への直線が異なる足型に合わせた設計。足がバランスの良い位置におさまる。
研究 その1 ~日本人の足〜
足は骨格上、踵の後方が屈曲しています。木型の軸と足の軸を適合させることは靴の履き心地の大きな影響があります。日本人は踵の屈曲が特に顕著であると言われています。